iPhoneのデータクリーンアップ

iPhoneやiPod touchを使い続けていると、いつの間にかiTunesにつないだ時の「その他」の領域がどんどん増えてくる。平気で1GBを超えて貴重な容量を浪費しているし、そのせいかどうかは別として動作も重くなってくる。iTunesから復元を行うことでクリーンアップができるのだけど、最近はこれをやってもあまり効果がなくなってきた。iOS6にしたのでそういうものかどうか分からないけれど、思い切って手動で完全にクリーンナップしてみた。

手順は簡単でiTunes上で復元をクリックした後、バックアップから復元「しない」だけ。これで完全に新品同様の状態になる。その後、同期する音楽とかアプリを選び、転送する。アプリの設定など全部初期化されるのでいささか面倒ではあるけれど、完全にまっさらな状態に戻るから気持ちは良い。注意点はカメラロールの画像がすべて消えることだろうか。基本的にフォトストリームに入っているはずなのだけれども、iCloud上には30日分しか保存されないはずなので、PCと同期していない人は注意だ。下手すると全写真を失う。私もPC上にはすべて保存してあるのだけれど、これを端末上のカメラロールとフォトストリームに戻す手段が見つからず、アルバム「旧フォトストリーム」を作ってPCから転送した。ちょっと不便だ。

が、それだけに効果は大きく、まったく使っていなかったアプリを処分できたり、設定が初期化されたことで良かれと思ってやっていたつもりの設定が実は逆効果だったことが判明したりとなかなか快適になった。

少々リスキーなので通常のバックアップからの復元くらいにしておいた方が良い気もするけれど、容量不足や動作が不安定な場合など、最後の手段にこのフルクリーンナップをオススメします。

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