中小企業診断士リベンジ

8月4・5日は中小企業診断士の一次試験だった。昨年合格しているので免除だとはいえ、試験日すら気付いたら過ぎているという体たらく。本日付けで昨年度一次試験合格者の二次試験申し込みが受付開始になったので、後に引けなくするために早速申し込んできた。

独占業務があるわけでもないので「資格」としての必要性に疑問を感じ、正直今回は受験するか迷ったんだけれども、今年に入ってからいろいろな団体やNPO法人の方などと面会させていただく中で想像以上に、そして一般的に言われている以上に、資格だとか肩書きを気にする人が多いことに気付いた。「資格なんて必要ない」とはよく言われるけれど、実際にそんな人が仕事を頼む際にはしっかり気にしている。そもそもが自己紹介して「これこれと考えていて、そのために○○のようにしたいのです」などとディスカッションしようとするんだけど、「どういう考え方ですか?」「どうするべきだと思いますか?」などと聞かれたことなど一度もない。自己紹介で決まって出てくるセリフは「どちらにお勤めですか?」だ。異業種交流会のようなイベントに会社名で参加した場合と「今日は個人で」と言って素の名前で参加した時の対応の違いときたら・・・

そのあたりから変えていく必要があると思うんだけれども、そうは言ってもアポが取れなければ始まらない。ホームページやブログ、ツイッターで考えを発信したところでよほど情報感度の高い人相手でなければ響かないこともわかってきた。(過去数回、数十万人相手にリツイートして下さった著名人の方がいるけれど、フォロワー数に対して反響の少なさに愕然としたのだ。)

中小企業診断士でそれが解決するとは思わないけれど、指を咥えて待っているわけにもいかないので今一度、リベンジマッチ開始だ。昨年は本当に全力だったし、手応えもあった。正直もう一回受験するといっても独学ではこれ以上やりようがないとも思っている。後は問題との相性などの運を狙っていくしかないけれど、とりあえず万全を期して挑みたい。

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