壮絶色落ち地獄

ロード・オブ・ザ・リングのようなマントとかローブのような服が好きだ。現代ならマキシ丈ワンピとかなんだろうけれど自分が着るわけにはいかないのでタイとかその辺の国のエスニックな服がいい。男向けってなかなか売っていなのでネット通販で数回買ったことがある。こことか→CHAKARA
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なかなか普段着る機会はないのだけれど、週末に鈴鹿サーキットにレースを見に行く予定でその時に着ようと久しぶりに引っ張りだしてきた。日よけがない上に防音のため林や壁に囲まれたサーキットはとても暑いので、麻で出来たこういう服は最適だ。いつもは登山用の服で対応することが多いんだけれど、あれは分厚いのでじっとしているのには向かない。

ところがしばらくタンスに入れっぱなしだったので折れ目が付いてしまった。一回洗おう。メイドインタイというより、あっちで売ってる服なので日本の服と違って色止めなどしていない場合が多く、容赦なく色落ちする。他の服と一緒に洗濯など厳禁だ。エマールで桶で手洗い。数回目とはいえ、久しぶりだったのでその色落ちっぷりに爆笑。なんか水が深緑色になり手が染まる。水を入れ替えすすぐと今度はちょうど緑茶のように。恐るべき色落ちっぷり。まあ天然染色なんだろうと前向きに受け取りたい。

塩を入れたり酢を入れたり、色落ち防止をうたう洗剤(エマールもそうだ)を使ったりと対策はあるようだけれど、麻の風合いも手伝って、まあ落ちたら落ちたで味が出ていいかと今後もガシガシ洗ってしまおう。一回間違えて洗濯機に入れたら白かったタオルがピンクになったことがあるけど、あまりの見事な染まりっぷりに誰も気づいていないのは内緒だ。

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