関市の残念な歩道整備

関市なのか岐阜県なのか知らないけれど、国道248号線の栄町4丁目付近~百年公園付近までを随分前から大規模に整備している。廃線になった名鉄の線路を撤去して拡張するようで、どうやら歩道が広くなりそうなので楽しみにしていた。(自宅から百年公園経由で往復すると15kmのランニングコースが出来上がり。)

で、最近になって全容がわかってくるとこれが残念な結果に。ここは交通量が多い割に幅員が狭く、右左折車がいるとすぐに渋滞していた。きっと右左折レーン設置や路肩の拡張(本当は路肩に自動車が侵入してはいけないけど・・・)等でこの問題が解決するのであろうと期待していたのだけれど、道幅は変わらず超幅広歩道が両側に出来上がった。
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一見綺麗で良さそうに見えるんだけれど、個人的に残念なのはこの自転車レーン。と言うのも、サイクリングロードなどを利用したことがある人なら分かると思うけど、色分けしたり大きな字で「←歩行者・自転車→」等と書いたところで、気にせず適当に歩く人が多いのだ。買い物のゆっくり自転車用に自転車レーンを作るのはいいんだけれど、ここまで広いのなら縁石の外側、車道側に自転車レーンを作ってくれればよかったのに。または路上駐車されない程度に路肩を広くする。こんな歩道が必要なほど人通んないよ。

なにかしらガイドラインのようなものがあって従っただけなのかもしれないけれど、交差点はもっと酷い。
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こんなポールだらけのところどうやって抜けるんだ?一旦降りろってか?絶対この狭くなってるところで接触事故が起きるに決まってる。ついでに車道との境目部分の縁石も一般的なものより高くて、乗り越える時よほど減速しないとショックが凄い。こんな事するくらいなら、自転車は原則車道、を貫けばよかったのに。

※クドイようだけど、歩道内は自転車レーンであってもあくまでも歩行者優先、歩行者が飛び出してきても大丈夫な速度で走る必要がある。また、本来自転車が走るのは路肩ではなく、車の走る車道部分です。

ちなみに市内の他の道路は環境は似ているのに随分快適。歩道も程よく広く、路肩も十分。車道との境界部に至ってはスロープ式だ。
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この差をどう説明してくれようぞ。とくにコストに差が出るようにも思わないし(むしろ色塗ったりポール立てたりで高くなってる)、関市西部の主要道路なんだから、全国に自慢できるような考えつくされたモデル道路にして欲しかったなぁ。

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