デジタル一眼レフのセンサクリーニング

もう長いこと愛用しているEOS kiss Digital Xなんだけれど、一眼レフの宿命とも言うべき、センサ面への異物付着に悩んでいる。センサーというかその前のローパスフィルタか。

自分にとってはとても高価なものなのでもちろん大切にしているんだけど、とは言え使わなかったら意味が無いので、登山時に雨が降ろうが、吹雪だろうがガンガン使ってきた。そしたら恐らく富士山でびしょぬれになった上に帰りの車の中で結露しまくったせいか、しっかり付着したゴミが取れなくなってしまった。普段は目立たないんだれど 、明るいところで撮影すると、絞りが全閉になる→被写体深度が深まってゴミが写ってしまう、という現象が起きる。

例えば、先日の舟伏山で撮ったこの写真。
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とか、新しく出来た道路の歩道に自転車レーンがあるんだけど、結局自転車側を歩く人続出に決まってるんだから縁石の外の路肩を広くするべきなんじゃないか!というか縁石が内側まで来すぎて絶対歩行者と自転車で事故起きる!と紹介したかったこの写真。
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が分かりやすくゴミが写ってる。毎回ソフトで消してるんだけど面倒臭い。サービスセンターで無料でクリーニングしてくれるんだけど近所にないし、自分でやってみた。電器店などで売っているホコリ取りのゴム(写真のオレンジ色)で挑戦するも、埃は取れるがブロアで飛ばないようなゴミは取れない。そこで不織布を巻きつけ、エタノール(今回は燃料に使ってるメタノール)で濡れ拭き。サービスセンターではこれをやってくれるんだけど、手動清掃モードでミラーアップしてセンサがむき出しになっているさまは否が応にも緊張する。ここにキズを付けたら終わりだ。
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数回拭きとって、ムラがないのを確認したらテスト撮影。空を撮るのが一番わかり易い。
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左側に少し異物が見えるけれど、ほとんど分からない。頻繁にやりたい作業ではないけれど、これで当分は安心して思い切り撮影できる。オススメはしないけれど、困っている人は選択肢の一つにどうぞ。

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