チェーンオイル

先日自転車をメンテした際に、チェーンのオイルも変えてみた。なにせ今まで使ってたのはクルマやバイクにも使えるモリブテン入りのスプレーグリス。圧力がかかる場所にも安心の高性能でチェーンも非常に静か。しかしいかんせんオイルではなくグリスなので汚れる。埃や砂がくっつくからね。そこで試したのがKUREのドライファストルブ。テフロン配合で塗布後すぐに乾燥しサラサラになる。乾燥するからゴミも付かないし、チェーン触って手が真っ黒ということも防げる。チェーン用ではないので耐久性が心配だけれど試しに使ってみた。

最初は静かだしいい感じだったのだけれど、10km位走ったらキュルキュルいい出した。持たなかったか。調子がいいというネット情報もあったのでチェーンの質やギア等との相性もあるのかもしれないけれど、とりあえず今回はダメだった。

ではどうしようか。自転車専用のいいやつはそれなりの値段する。ドライタイプもあるけど地元に売ってなくてAmazonでもマーケットプレイスにしか無いので送料もいるしな。といろいろ検討した結果、なんだかんだ言ってミシンオイルがいいのではないかという気がしてきた。もちろん専用品は確かに違うんだけれど、値段差ほどの違いがあるのかなと。なにせ汎用オイルは200円とかで売ってるから。

ISOで決まってる粘度はVGと言う表記になってて、一番汎用なミシンオイル(スピンドルオイル)はVG10。水のようにサラッサラ。100円で売ってる自転車用オイルは多分中身これだ。ちょっとサラサラ過ぎて持ちが悪いらしく、VG68のコンプレッサーオイルやVG100のチェーンソーオイルなどを利用する人も多い。100超えると糸をひくくらいドロッドロ。VG10では心もとないのでVG32のエアツールオイルを選んでみた。添加剤入りで水分を浮かび上がらせる効果がある模様。洗車後に完全に乾燥して無くても塗布できるのかな?

結構とろみがあるけどチェーンのコマに乗せるとスッと染みこんでいく。チェーン全体に塗布後、染み出た分を拭きとって完了。なにせ安いので、メンテ時にたっぷりチェーンに掛けて拭き取れば汚れも取れるだろうし、どこのホームセンターにもあるから手軽だ。まあ1瓶で数年分あるけど。

まだあまり距離を走ってないけれど、今までで一番静かだ。潤滑性はバッチリだしVG32のおかげか飛び散りもなし。後は耐久性だね。1ヶ月くらいノーメンテでいけると嬉しい。

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