マップケース進化論

里山に登ることが多いので、地図はちゃんと持っていくことが多い。なにせそもそも踏み跡が薄い上、鉄塔の巡視路や麓集落への抜け道などのバリエーションルートが多いので、地図無しでは簡単に迷う。(遭難ではなく違う登山口に降りてしまい途方に暮れるパターンだ)

御嶽山や富士山クラスを除いて殆どの場合、電子国土基本図をカシミールで印刷して携帯する。2回目からはGPSログを重ねれば最強だ。欠点は携帯性と耐水性。A4コピー用紙ではペラペラ過ぎてすぐにくしゃくしゃになる。インクジェットなので耐水性はゼロだ。強烈ににじむ。市販のマップケースもあるのだけれど、それなりの値段するのでもっぱらジップロックを愛用している。

初号機はジップロックに入れてザックに入れていただけ。(ジップロックはA4サイズではないので実際にはジッパー付き収納袋、のような商品だが)しかし徐々に出し入れが面倒になり、100円ショップのクリップ付きストラップを使って首から下げていた。地図本体はジップロックごと二つ折りにして、チェストストラップに挟んでた。これは使い勝手がよかったんだけれど、チェストストラップでは岩場を越えたり、大きく上半身を動かした時に隙間が開いて落ちてしまうことが多かった。こうなると風でマフラーのごとくなびいて恥ずかしいしやたらとストラップがよじれて見辛い。そこで3号機は100円ショップのソフトビニール製のカードケース。保険証とか入れておくのによさそうなジッパーが付いていて密封できるタイプだ。A5タイプに地図を二つ折りにして入て使っていた。ザックの肩紐に髪留め用のゴムを付けておいて普段は丸めて差し込んでおく。里山の地図で2万5千倍だとA5サイズで十分なのだ。これは非常に使いやすかったんだけれど、御在所に登っておりてきたら無くなっていた。ゴムでは持たないのか。

ということで近々の4号機はジップロックに入れた上、ストラップを付けてザックの肩紐に付けたゴムで固定、で落ち着いている。ストラップは首ではなくザックに固定しておくとザックの着脱が楽だ。むう、この珍道中、十分に市販マップケースが買えた気がする。
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