自転車関連の道路交通法を調べてみた。

自転車愛用者としては耳が痛い今日この頃。
いい機会だからと自転車関連の団体のHPで調べたり、
警察に電話したりしていろいろ調べてみた。
(警察署、すごく丁寧に教えてくれた。)

さっそく週末、往復40kmほどルール厳守で走行してみた。
まず気付くのが、ほとんどの歩道(縁石で仕切られた独立したやつ)は
自転車走行が認められていること。よく見ると大抵標識がある。
ここで車道走ったら危ないだろ、と思う場所は特に。
この場合は歩行者を優先しつつ、安全が確保できる速度で走行できる。

そして歩道がない道。大抵の道路は端っこに白い線がある。
あの線の外側は路側帯と言って、軽車両は通行できる。
ここがミソで、独立した歩道がない場合の路側帯は歩道扱いで
自転車の右側通行も禁止されていない。(もちろん歩行者優先)

また、それほど速度の出ないMTBルック車にもかかわらず、
ずっと車道を走っていても危険を感じることはほとんどなかった。
(実際走ると意外と路肩が広い。やばくなったら減速して歩道に避難)

と言うことで、買い物中のママチャリなんかはゆっくり歩道を走り、
歩行者がいたら声をかけて(厳密にはベルは警笛なので鳴らしちゃだめ)、
道を譲ってもらえばいいし、子供はそもそも歩道通行可。
通勤通学の若者は車道を走り、危険な場所では歩道をゆっくり走る。
この運用で問題ないと思う。(この場合の歩道は自転車通行可の場所ね)

もちろん全部の歩道が自転車通行可ではないので例外はあるけれど、
「あくまでも歩行者優先」を論点にすればいい。無茶する高校生とかね。
テレビや新聞では「自転車は車道」しか報道しないので、ほとんどの人が
「そんな事いわれても・・・」と無視してると思う。(実際知らないでしょ?)
ぜひ一歩踏み込んだ調査と報道でこのルールを周知徹底して欲しい。
特に免許持ってない子供、学生、お年寄り。
個人的には今回の騒動、大部分は歩行者が引き金だと思ってる。
歩行者優先とはいえ、自転車も歩道を走行できることをもっと周知するべきだ。
家から道路(歩道)に出る際に左右確認しない人が多過ぎる。(義務ではないが)

せっかくなので、写真付きでまとめてみた。
http://www.paw.hi-ho.ne.jp/myos/etc/bicycle.pdf
個人的にまとめたので、法律的な責任は持てませんが、道路交通法の
該当部分を抜粋してあるので、各自自分なりに解釈してください。
ぜひ読んで家族や知人と共有して欲しい。
なんとか多くの人に知ってもらいたいところです。

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