蕪山大惨事

昨年末に人生初の積雪量にルートを見失い遭難寸前まで行った蕪山。
今回万全の体制でリベンジに挑みました。
板取21世紀の森公園の駐車場から登るのですが、
除雪されておらず、駐車場までの坂道が登れません。
一旦バックで戻り、近くのスペースでチェーンを装着、再アタック。
しかし雪が深すぎ車が乗り上げてしまう。チェーン意味無し・・・
あきらめて少し離れた場所に駐車し、歩いてアプローチする。
登山道までの道で既に20cm程度積もっている。
新雪ではないので硬く、登山道に着く前から息が上がります。
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ようやく登山道に入り、しばらくは2回目なこともあり順調。
名物の蕪杉にも雪が積もっていい眺めです。
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しばらく進み(最初は遊歩道)、本格的な登山道に入ると一気に膝までの積雪。
今日はTKK氏が参戦しているのでさっそく桁外れの勢いでラッセル。
後ろからラッセル泥棒しながら付いていきます。
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しかししばらく進むと完全に道は雪の下。前回の記憶を頼りに沢沿いを進みます。
もはや積雪はメートル越え。たまに踏み抜くと太ももまで一気に沈みます。
それでもなんとかルートに復帰。前回迷ったところは突破し未踏のエリアに入ります。
たまにリボンもあるのですがもはや道も何もあったものではなく、地図と記憶が頼り。
事前に確認したルートは谷沿いを通過した後尾根に出るはず・・・
が、谷に居るものの尾根への道が見つからない。
もはや時間的、体力的に余裕がなくなってきたのでここで撤退。
せめて正面に見えている尾根にだけ上ってみようとひたすら登ります。
もはや壁のような雪面を四つん這いで登りきるとようやく稜線。
この間まったく写真が無いのが登りの過酷さを物語ります。
遅めの昼食を食べてから下山しました。
当然下山はフィーバー。尻スキーで滑り降ります。
30分ほどかけて必死で登った急斜面も数十秒で急降下。
斜面が緩やかになった後も、もはや富士山の砂走り状態で一気に登山口まで戻りました。
ということで雪を満喫し、大満足しつつもリベンジならず。
これは無雪期に偵察しないと無理か・・・
帰宅後、GPSのログを確認しましたが杉林&雪に阻まれ受信状態が悪い。
エラー部分を取り除いて確認したところ惜しいところまで行ってました。
赤が今回のルート、青が正解のルート。
赤線が切れている辺りまでは2ルートあるので合っているのですが、
そこから北側の稜線に出るルートが見つけられなかった模様です。
Photo
無雪期の偵察とスノーシュー(or ワカン)で武装して来シーズンこそリベンジせねば!

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