2座目-入道ヶ岳

鈴鹿セブンマウンテン2座目は入道ヶ岳。三重県の椿大神社からのルートが一般的のようだけれど、ガイドブックに「登り応え抜群!」「醍醐味!」と書いてあったので宮妻峡から水沢峠を経てイワクラ尾根を通って山頂を目指すルートでアタック。

拠点となるのは宮妻峡ヒュッテの駐車場。朝7時に着いたらもう何台も停めてあった。
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宮妻新道ルートで入道ヶ岳に登る場合の登山口もここ。今回はそのまま右側の林道を進む。真横が入道ヶ岳なのに、反対方向の水沢峠を目指すドMコース。
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鎌ヶ岳への登山口を通過し、林道の車止めゲートをすり抜け、途中で別の新しい林道に迷い込んだりしつつ(橋をわたってUターンするところを渡らずに直進してしまった。)、1時間弱で水沢峠への登山口着。道間違えなければ40分位かな?
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ここからは急登とガレ場の繰り返しで一気に高度を稼ぐ。土の部分以外、ルートは不明瞭だけどペンキを見逃さなければ問題ない。(目印のリボンやテープが付いた木が倒れてしまっているので足元にも注意!)それにしてもペンキの矢印やら看板が見えてきて安心したのもつかの間、指示されている方向がほぼ壁という素敵なルート。
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登山口から一時間ほどで水沢峠。鎌ヶ岳へもここから行ける。今回はイタクラ尾根へ。
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一気に周りが開けるも、曇っていて展望は残念。まあここからは少しリラックスして尾根道歩きを楽しもうかと思いきや・・・
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はい、でました、崖。風の強い日は飛ばされて転がり落ちないように注意です。
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このあとはひたすらアップダウンが続き、じわじわ体力を消耗する。アップダウンのそれぞれがその辺の里山級なの・・・
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枝やら倒木やらに道を阻まれがちで、まあトレーニング向けのルートかな?と飽きかけると御在所バリの奇岩が現れるところがニクイ!分かってるね!
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ひたすら続くアップダウンに耐えていると(最後の方は特に急だし土で滑るし・・・)、徐々に笹が増えてくる。入道ヶ岳といえば笹、いよいよか?
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すると一気に斜面もなだらかになり、アセビのトンネルに。中腰じゃないと通れないのが辛いけど気分はトトロ。三重県指定の天然記念物です。
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トンネルを抜けるとさっきまでの斜面が嘘のような笹の草原。テント張ってる人もいた。
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駐車場から3時間ちょっと、ようやく山頂。今回は苦戦した!
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天孫降臨伝説があるのも納得の幻想的な風景。
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のんびり休憩してから下山は宮妻新道。一直線の急峻なルートなので下山に使うのは吉と出るか凶と出るか・・・
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ひたすら下りて下りて下り続け(どんどん下りるから休憩スポットがないのだ!)、まさかの一時間で下山。速かったけど足はガクガク。

最後に川を渡ってキャンプ場に抜ける。これ、ロープこそ張ってあるけれど、増水中は渡れないんじゃないか?下山に使う場合は往路で確認しておいたほうがいいかも。
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ということで確かに登り応え最高で、何よりも山頂エリアの絶景は最高だったので、釈迦ヶ岳に続いて毎年登りたい山となりました。ただし次は椿大神社側からのルートでお願いします。

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