猿投山でスントのテスト

豊田市と瀬戸市にまたがる猿投山。先日ゲットしたスントのベクターの高度計のテストも兼ね出撃。

登山口は猿投神社付近。道路標識も出ており安心だ。猿投神社は景行天皇の息子の大碓命が主祭神の歴史ある神社。大碓命の双子の弟はヤマトタケルだ。古事記では大碓命は大和武尊に殺されるのだけれども、日本書紀では逃亡し、猿投山で毒蛇に噛まれて亡くなったとのこと。山中の西の宮にお墓がある。

猿投神社の隣に登山者用の駐車場とトイレがあるのだけれど、満車だった場合や登山口までの林道歩きが嫌な人たちが林道の路肩に路駐しがち。猿投神社の東側徒歩5分くらいの場所(348号線沿い)に第二駐車場があるのでこちらを利用するのがおすすめだ。
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ここでGPSで測った標高をセット。
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猿投神社でお参りしつつ、30分ほどは東海自然歩道の舗装路が続く。アスファルト路面ながら沢沿いで水音が心地良い。水車やお倉岩などを横目に進むと登山口だ。
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登り始めて暫くの間は階段の段が高くて急登気味。しばらくするとなだらかになるのでペースを抑えてゆっくり進む。何度か舗装路を横断しつつ進むとよく踏まれた登山道になり、とても歩きやすい。
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休憩所や展望台があり飽きない。(展望台は迂回可。)今日はガスっていたけれど展望はなかなかのもの。
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途中、東の宮と自然観察路の分岐がある。繋がっているのだけれど、自然観察路は急斜面なので復路に利用する人が多いようだ。今回は東の宮側へ。
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東の宮手前には参拝用の駐車スペースやトイレがある。
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先ほどの自然観察路と合流後、東の宮。
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更に進むと程なく山頂。瀬戸市側からの登山者も多くとても賑わっていた。
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スントの高度計は645mを指していた。GPSは640mを表示。超正確じゃん!猿投山の標高は628.92なんだけど、基準にしたGPS高度がジオイド高度なので表示がずれる。(ジオイド高度は地球の平均海面を0mとしているけれど、実際には海面は一定ではないので差が出るのです。)個人的には換算しなくても満足なレベルだ。
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帰りは自然観察路経由で。こちらは比較的人が少なく、道も険しい。釘バット状の木が落ちてくるであろう、インディー・ジョーンズばりのトラップも!
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大碓命が乗ってきた船が石になったといわれる、御船石(おふないし)。
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西の宮と大碓命のお墓。看板には宮内庁の文字。さすがだ。
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この後、往路で使ったルートに合流し下山。林道歩きと休憩を含めて4時間弱、極端な急登や難所のない歩きやすい山だった。家族連れや初心者にもおすすめ。ただし、途中で水や食料の補給はできないし、エスケープルートも無いので事前の準備は念入りに。


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