家庭菜園の用土・肥料その他まとめ

朝晩はようやく涼しくなり、ベランダ菜園ではさすがのゴーヤも葉っぱが黄色くなってきた。そろそろも片付けて用土の再利用に向けた消毒や葉っぱやつるの堆肥化等、来年に向けての準備を始めよう。用土の消毒なんかは寒くならないうちにやっておきたい。来年に向けて忘れないように個人的に調べたものをまとめておく。

 

用土の再使用・・・養分が失われ、団粒構造が崩れて目詰りし、センチュウ等の微生物?による連作障害の可能性もある。フルイで根っこや不純物等を取り除いた後、消毒する。消毒は少量なら熱湯をかける。大量にある場合は水を含ませてからビニール袋(透明が良い)に入れ数日間日光に当てる。60℃以上になれば概ね消毒できると思われる。当然寒くなる前に実施するのがおすすめだ。その後酸性化した用土を苦土石灰で中和する。使用量目安は一般的な65cmプランター(15L位?)で20gだ。中和されるまでは数日から数週間。どのみち冬の間寝かせておけばOKだ。春になったら腐葉土や牛糞を用土の2~3割混ぜ込む。肥料というより土壌改良が目的だ。ここに元肥を規定量混ぜ込めば完成。有機肥料の場合は肥料焼けしやすいので施肥後一週間ほど寝かせてから使用したほうがいいだろう。

 

肥料について・・・チッ素=葉っぱや枝、リン酸=花や実、カリウム=根や茎

有機肥料は一般的に窒素過多になりがちで、実の付きが悪くなったりするので注意。チッ素は牛糞、油かす、リン酸は骨粉に多く含まれる。カリウムは多くの肥料に含まれるのでわざわざ添加することもないと思うけれど強いて言えば灰に含まれる。チッ素中心の元肥で育て、追肥はリン酸重視にすればゴーヤやらキュウリやらトマトやら、実の収穫は期待できそうだ。今年は明らかに窒素過多だった。葉っぱの勢いはすごかったんだが・・・   

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