メインPCアップグレード

自宅のPCはWindows Vista発売時に組んだままなのでちょっと旧型になりつつある。最近はHD画質の動画が多くて再生中に他のことするとちょっと引っかかる時があるけれど、とは言え他の用途には十分過ぎるのでしばらくこれで行く。(Windows8も多分問題ないし)

ただHDDはもう4年目なのでちょっと心配。こいつだけ交換しておこう、ということで先週からコツコツファイルをバックアップしたり整理整頓。リカバリーじゃなくてドライブ交換だから気が楽だ。で、せっかくなのでハードディスクではなくSSD(ソリッドステートドライブ)を使うことにした。HDDみたいに機械的に書き込むのではなくて半導体に記録する、USBメモリの親分みたいな感じか?メリットはものすごく速いこと。デメリットはまだまだ容量が少ない(今回は120G)ことと、書き込み回数に上限があって普通に使うとHDDより先に寿命が来る可能性があること(まだ歴史が浅いので机上の理論だが)。なのでマイドキュメントなんかのデータは別途HDDに記録。ということでIntel SSD 330 Series 120GBと2.5inch HDDの750Gを購入。HDDはデータ専用で速度はあまり関係ないので2.5inchにしておいた。静か・省電力・低発熱と三拍子揃った。
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左からSSD、2.5inch HDD、3.5inch HDD。

インストールはS-ATA接続なのでHDDと同じ。上記の通り書き込み回数に上限があるので、スワップファイルとかTMPファイルとか、ブラウザのキャッシュとかはHDDかRAMドライブに書き込む方がいい。作業はこのへんを参考にさせていただいた。
Windows 7 でSSDを導入した時にやること
Gavotte Ramdiskを導入

使ってみた感想はとにかく静か。SSDは当然無音として2.5inch HDDも全然音が聞こえない。速度はもともと不満があったわけではないけれどそれでも速い。Windowsの起動はもちろん、アプリケーションの起動が速い。イメージとしては毎回キャッシュから起動している感じだ。ちょっとメールチェックだけ、とかちょっと調べ物を、といった際に非常に快適。ベンチマークで測ったら概ね2倍速だった。マザーボードが古くS-ATAは3Gbpsなので、最近の6Gbpsのものならもっと差がつくだろう。HDD増設と大してコストは変わらないので、旧機種の延命にも大変有用だと思う。

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