ロープワークを改めて

ザックの中に常に入っている補助ロープ、冬の蕪山で一回だけ使ったけれど、基本的には非常用装備で出番が無いことを祈る。

登山用ロープの事をザイルと言うのかと思ってたら、ドイツ語でロープの事だった。クライミングなどで命綱として使うザイルはショック吸収用に伸びるようになってるが高い。体重を支えるような用途には使用せず、急斜面などでのサポート用などに使用する補助ロープというのがあって、持っているのはこっち。で、先日ここにも書いたMAN vs WILDを見たせいで、ロープワークに興味が湧く。図書館にいい本があったので練習してみた。

汎用性抜群のもやい結び。迷ったらこれだ。キングオブノットとも呼ばれる。
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以前は命綱にも使っていたようだけれど、特定の条件でほどけやすいことがわかり、最近はエイトノットを使うか、強化版のもやい結びを使うようだ。なのでまずはもやい結びをマスター。ループができるので日常的にも使い勝手がよさそうだ。一手間加えた強化版。
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テントとかタープに活躍しそうな自在結び。引っ張ってもびくともしないけれど、結び目の部分を握ってスライドさせると簡単に長さが調整できる。
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そしてサポート用にはこのフリクションノットの一種。テンションがかかっている時は固定され、テンションを緩めるとスライドさせることが出来る。まさに補助ロープ向けだ。ユマールがわりに。
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ついでに懸垂下降も試す。(補助ロープなので形だけ坂道で)股の間を通してから太もも→肩→背中→右手の順で通して、背中の摩擦を利用する。うっかり右手滑らしたら終わりな感じだけど、もしもの時のために練習しておく。

動画で紹介されているサイトもいっぱいあるし、数種類練習しておくと何かと便利ではなかろうか。

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